コーラスグループのSugarは1980年代に大人気となったグループで、その人気は初シングルで70万枚を売り上げる程でした。
ちなみに、同じ時期に発売された松田聖子の「赤いスイートピー」は50万枚ですので、かの有名な聖子ちゃんより上だったわけですね。
しかし1988年のSugar解散後、しばらくしてリーダーのモーリ(本名;毛利公子)は病気で急死をしてしまいます、、。
いきなりですよね、当時リアルタイムで見ていた人は本当に驚いたでしょうし、悲しかったかと思います。
今回はモーリが掛かった病気について書いていきます。
突然の急死!モーリの死因は羊水塞栓症!
モーリは解散した翌年の1989年に結婚をし、またラジオやテレビにも精力的に出演していました。
そして1989年に子供を妊娠し、、、、、1990年4月に出産食前に羊水塞栓症で死去しました。
ショックですよね、誰もが彼女の幸せなイメージしかなかったはずですから。
羊水塞栓症って聞き慣れない病気ですが、MSDマニュアルにこのように定義が書いてあります。
羊水塞栓症では、胎児の細胞や組織が含まれる羊水(子宮内の胎児の周囲を満たしている液体)が母体の血流に入り、母体に重篤な反応を引き起こします。この反応は肺や心臓に損傷を与え、過度の出血を引き起こすことがあります。
MSDマニュアル 家庭版
羊水が母親の血流に入るとやばいってことですが、かなり稀な病気とのことです。
ですが、なってしまったら非情に大変な事態となり心拍数の増加、不整脈、低血圧、呼吸困難等の症状が発生するそうです。
更には呼吸が止まることや、心臓が止まることもあり、羊水塞栓症を患ったら13%〜44%の方は助からないという情報まであります。
出産は命がけとはよく聞きますが、こうしたリスクもあるということですね、本当に恐ろしいですよね、、、。
Sugarのメンバーであるミキとクミも辛い思いをしたでしょうが、一番つらいのは旦那さんかと。
妻と妻のお腹の子を同時に失うことを考えると、旦那さんは表すことのできない程の本当につらい思いをしたと思います。
病気は本当に突然だった!活動中のモーリは健康そのもの
Sugar解散後に結婚、妊娠、そして急死してしまったモーリですが、、、以前から身体が弱かったというわけでもなかったようです。
現にデビューのウェディング・ベルを始め、1985年まで精力的に活動を続けていました。
モーリが活動中に体調が悪くなったり等は特になかったので、出産の時に突如として症状が出てしまったということですね。
Sugarモーリが急死した病気についてのまとめ
今回は人気コーラスグループだったモーリが急死した病気について書いていきました。
モーリはコーラスグループSugarの解散後はテレビにラジオに、プライベートでは結婚で妊娠で多忙の日々を送っており、健康そのものでした。
ですが、出産する前に羊水塞栓症を患いお腹の子と一緒に亡くなってしまったのです。
なんとも悲しい話ですが、、、事実なんですよね。
羊水塞栓症は非情に稀ということではありますが、出産には非情にリスクがあり構えている必要があります。