タスクには優先順位や順番があって、工程を一個飛ばしたりとかは基本的にないですよね。(資料を揃えてガッチャンコする、とかは別ですが)
上司としては業務あるいはプロジェクトを管理する上でこの辺りは特に慎重に進めているのではないでしょうか。
そんな中部下がわからず先に進めて物事が進まなくなったり、やり直しになったりした場合、本当に勿体無いですよね。
悪気がなかったとはいえ、チームとして業務進捗に悪い影響を与えてしまっているわけですので。
ですが、意外と気を利かせてドンドン進めてくれようとしてくれる部下は実際に多いですし、助かる場面があるのも事実です。
今回はこういった許可を待たずに行動してしまう部下に対して、どのようにアプローチをしていけばいいのかを見ていきます!
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許可を待たずに行動してしまう部下
動く許可を出していないのに部下に行動されてしまうと、上司からすると結構困る展開に。
ちょっと面倒臭いことになったな、という時もあれば、かなりやばいことになるという可能性も充分に考えられますよね。
想定外のことで、頭が真っ白になってしまうことも多かったり、、、。
おまけに、部下のハンドリングやプロジェクトの管理がなっていないと怒られる可能性もありますから、、、やめてほしいというのが正直なところ、、、
部下が思いつきで行動?しかも事後報告??
許可を待たずに行動してしまう部下は思いつきで行動をすることもあります。
衝動性が高く、思ったらすぐに行動してしまう可能性があります。
他にももちろん、上司や周囲の仲間を助けてあげるような動きをしようとしての結果かもしれません。
ただ共通する点については【事後報告】であるということ。
いずれにしても、それはやめて欲しいところ、、、。
許可を待たないで行動するデメリットについて
部下が許可を待たないで行動してしまうデメリットについて見ていきます。
デメリットは大きく3つ考えられるので、それぞれ見ていこうと思います。
大事な要点が抜けてしまいトラブルになりがち
一つ目のデメリットは大事な要点が抜けてしまいトラブルになりがち、ということ。
冒頭の例にもあったように、手順を踏まなければ進めることができないタスクや順番というものが決まっていた場合、最悪の場合は工程の見直しや切り戻し等の対応が必要になってしまいます。
なので、せっかくやってくれた作業時間はほぼ全て無駄となり、他の人を巻き込んでむしろ多大に時間が掛かっていくという結果に、、、、
それだけじゃなく、さらには大小様々なトラブルに発展しかねません。
人の話を最後まで聞かないことが多々ありがち
続いては、業務のデメリットかというとちょっとニアピンですが、、、
衝動的に動いてしまうため、人の話を最後まで聞かないことがありがち、というもの。
最後まで話を聞いていたとしても、もう〜〜〜頭には入っていない状態です。
衝動的ですからね、これをやろう!!と頭の中は既に動き出してしまっているはず、、、、
認識の齟齬が生まれ成果物にズレが発生しがち
3つ目のデメリットは認識の齟齬が生まれ成果物にズレが発生しがち。
話を最後まで聞かないところにも、もちろん関係があります。
途中までの成果物が出来上がったり、そもそも全然違うものになる場合だってあります。
確認をしながら進めればいいのですが、、、、事後報告で来ますからね。
上司としてもノーガードです、、、。
許可を待たずに行動するのを抑制する方法
許可を待たずに行動する部下は衝動的に行動しがちで、そのためにデメリットやトラブルに発展することだってあります。
本人としては熱意や善意でやっているのに、、、ちょっとかわいそうですよね。
ですので、そうした不遇な展開を防ぐために対応する方法を見ていきす。
話や作業の見通しを立てさせる
衝動的に行動してしまう部下に対してはある程度の見通しを立てさせるようにしましょう。
例えば
だったり。もしくは
といった感じです。
相手に仮の【ゴール】を想定させ、衝動的に行動させることを封じてしまいます。
トラブルが発生したときのフローを徹底させる
それでも、、、、残念ながら時には衝動的に行動してしまうことがあります、、、、
そうなってしまっては先ほどの対処をしてもあまり意味をなさなくなってしまいます、、、が。
もはや、そうなることを見越してトラブルが起きた際のオペレーションを徹底させるようにしましょう。
大枠の流れについては別記事にも書いてあるので、よければこちらも参考にしてみてください。
ミスっても大丈夫なラインを確保しつつ作業を行う、、、ちょっと嫌だけど、この方が安心して作業を進めることができそうですよね。
衝動的に動いてしまうので見通しを立てて進めていこう
以上が許可を待てずに行動してしまう部下の対応についてでした。
許可を待てず行動してしまう部下は一見バイタリティがあっていい感じですが、衝動的な行動が仇となり、デメリットも生んでしまいます。
デメリットを生ませないためには衝動的な行動を抑えさせるため、話や今後の動きの見通しをつけさせることが大事。
しかし、それでもなお衝動的に動かれてしまうことがあります、、、。
最後はそうなることを見越してトラブル発生時のオペレーションを徹底的に叩き込んだり、少し余裕を持ったスケジュール感にすることも方法の一つです。
行動力はあるので、無駄にはしたくないですよね。
それでは、また。