新しく受け持った部下が無能すぎると感じること、上司となった身であればもしかしたら一回は経験することがあったかもしれません。
ですが、、、本当にその部下が無能なのでしょうか、、、?
と、感じた時は一度立ち止まってぜひ考えて見てください。
今回はそんな時に立ち止まって考える内容について見ていこうと思います。
Contents
上司が思う無能な部下とは
上司が業務をしていて部下を【無能だ】と思う瞬間があるのではないでしょうか。
その理由については後で見ていきますが、本記事でも書き切ることのできないほど多岐にわたると思います。
しかし、部下を無能だと思ってしまうと上司としても業務に支障がでかねません。
無能な部下のせいでイライラ!めっちゃストレスが溜まる
部下が無能ということで業務にも直接的な影響があるかと思います。
が、、、それ以上に、想定通りに進捗が進まないことに対してかなりのストレスを感じるのではないでしょうか。
また、どのように対応したらいいかわからずストレスが溜まる、、、
はたまた、無能な部下をつけられたことに対してそもそもストレスが溜まっている、とか。
いずれにしても精神衛生上健全ではありません。
部下のどんなところが無能だと感じる?
上司が部下に対して無能だと思う時は、実際にどんな時でしょうか。
イライラが先行して改めて考えてみたら、、、みたいなところがあるかもしれません。
全てのパターンを洗い出すことは当然不可能ですが、無能だと感じるであろうポイントを列挙していきます。
業務を覚えることができない部下
最初は業務を覚えることができない部下です。
何回やっても、何度やっても、、、、業務を覚えることができない部下。
上司としては
と、思う人もいるはずです。
確かに何回やっても覚えないのはストレスかもしれません。
報連相が壊滅的な部下
通いては報連相が壊滅的にできない部下です。
報告は遅く、何をするにも連絡はなし。
かと思えば勝手に物事を決めてしまい、いつの間にか大ごとになっている。
しかし、その問題が発覚するのも報告が遅いため致命的なタイミングだったり、、、。
何回もすぐに報告するように、連絡するように、相談するように言っても改善しないのであれば、、頭を抱えてしまいますよね。
業務に対してウルトラ消極的な部下
続いては業務に対してウルトラ消極的な部下です。
めんどくさい業務も、めんどくさくない業務も、ていうか普段の業務も、マジでやりたくねぇ、、、、
みたいな部下。
しかもギリギリ課題はクリアしてくるものの、期待値は10段階中常に1みたいな感じ。
全然やる気がみられず業務に対してウルトラ消極的な部下、、、これはみているだけでも嫌になってしまうかもしれません。
責任感が全くない部下
続いては責任感が全くない部下です。
何かあろうと、どんな問題が起きようと、自分には関係ありませんスタイル。
炎上しても別にいいや、どうせ上司がどうにかするっしょ。
の考え方の部下に上司はイライラしてしまいます。
立場上責任は取りますよ、しかし、極力そうはさせまい!!!といった気概や責任感が欲しいと思いますよね。
こうした態度の部下も上司としてはストレスが溜まる一因となります。
口だけで実際は何も動かない部下
最後は口だけで何も動かない部下、です。
話をすると、依頼をすると、確認をすると、いつも返事はいいんです。
みたいな勢いだけは一丁前で、その後の内容が何もかも伴わない部下、、、
最初は上司も信頼を置くかもしれませんが、次第に
となっていきます。
そして最終的にはイラっとすることに、、、。
部下が無能だと感じた時に考えることは
さて、ここまでは部下が無能だと感じる内容について見ていきました。
上司になった人であれば結構あるある、と思う人もいるのではないでしょうか。
ここで容易に
と、決めつけてしまう前に、ぜひ考えてほしいことがあります。
それは、、、
本当に部下が無能なのか?ということ。
本当に部下が無能なのか?育成する腕がない自分の能力も疑ってみるべき
先ほどの部下の言動は確かにイライラする内容ではあると思います。
中にはイライラしない賢者みたいな上司もいるかと思いますが、、、大抵はイライラするのではないでしょうか。
そうであったとしても、本当に無能なのかどうかについては一度考える必要があります。
部下のせいにしたい気持ちは重々わかりますし、実際にそんな部下が下についたら運が悪かったと思うかもしれません。
自分の思うように部下が動かなかったり業務が進まなかったら、イライラもしますよね。
ですが、残念ながら会社から見たら部下を扱う上司としての腕も査定の一つ。
また育成には時間も熱量も相当必要となり、初っ端からあれもこれも完璧にできる部下がいる方が珍しい方です。
なので仕事ができない部下を嘆くのではなく、部下の苦手なところを仕組みで解決したり、やる気が出るような働きかけをする方が建設的です。
思考停止で上司が育成を放棄していないか
とはいえ!!!
先ほどまでの内容は
と、耳を塞ぎたくなるような内容だったかと思います。
ですが、それでも上司である以上は頑張って部下を育成しなければなりません。
あまりにもうまくいかず、ストレスが溜まり、無能というレッテルを貼ってしまう、、、
実は、これが一番楽な逃げ道なんですよね。
思考停止で部下のせいにできますから。
ただ、諦めずに頑張れ!というにも酷ですので、よければこちらの記事も参考にして見てください。
結果的には部下を育成しなければいけないのは避けて通れませんので、思考停止にならずに、ぜひ部下を引っ張り上げて頑張ってください!
部下が無能だと決めつける前に考えてみる
と、ここまでが部下が無能だと感じた時に考える内容についてでした。
上司は部下を選ぶことができませんので、もしかしたら耳が痛くなるような内容だったかもしれません。
ですが、上司は部下を育成するということも大切な業務に含まれています。
なので【あいつは無能だ、使えねぇ!】とイライラして教育を放棄するより、仕組みでの改善ややる気の出るような施策をしていくことをお勧めします。
こちらにも育成方法が書いてあるので、よければ参考にして見てください。
それでは、また。